2018/07/08

2018BRM609埼玉600kmアタック日本海DNF

DSC_0249[476]   
日付:2018/6/9
天気:晴れ
自転車:Ridley Helium
コース:自宅~越生~渋川


梅雨の走りのこの時期、台風5号が南から北上しているなかで行われたブルベ、本日はオダックス埼玉さん主催のアタック日本海600kmに参加してきました。
今年のSR取得のためにも重要なこのブルベ、気合十分に出発したのですが・・・

なんと(主に自分の慢心と判断ミスにより)早々に敗北撤退してしまいました。その時の状況などをまとめようと思います。



キャプチャ
<http://brm.audax-saitama.org/BRM/2018/20180609-600map

今回参加したのは埼玉県の越生をスタートして国道17号最高地点の三国峠を越えて新潟まで行き、日本海を拝んでまた三国峠を越えて帰ってくる全行程600kmのブルベでした。

で、さっそく当日の状況から問題を探ります
4:20  自宅出発
6:25  出発地点(ニューサンピア埼玉おごせ)到着
6:30  出発、30km/h巡行で走る
8:00  約50km地点やけに喉が渇いてくる、ここで一回目のコンビニ休憩。
      おにぎり一個、ウィダーinゼリー一個補給。
10:00 約70km地点、足がダルく重くなり、すでに約Ave.20km/h。たまらず
      2回目のコンビニ休憩。食欲がなくウィダーinゼリー一個補給。
10:40 約80km地点、足にまったく力が入らなくなり、群馬県敷島駅でDNF。

朝ご飯はしっかり食べました。走ってる最中は即効元気ゼリー?、ラムネ(60円の緑色の筒のやつ)、を食べながら走ってました。水分は最終的に2~3Lは飲んでいたかもしれません。

洗い出したミスは大体3つです。

1つめのミスは、スタート時間の間違いです。
7:00スタートかと思って集合場所に着いたら自転車が一台もなく、受付も9割方撤収済みでした。で、聞いてみると僕は6:00スタートで申し込んでいるとのこと。つまり1時間勘違いしていたんですね(・・;
ブルベはスタート時間から30分以内に出発すれば公式に認定されます(超えると走り切っても不認定)。つまり6:30までに出発すればセーフなんですが、集合場所に到着時点で6:25、もうぎりぎり!急いでブルベカード書いて装備チェックして休まず出発です(片づけていた机まで出して頂いて受付してもらいました、すみませんでした)。ここで休めなかったのが響きました。

2つめのミスはペースです。
前の人から約30分も遅れていることから、なぜか焦り向かい風の中結構踏んでいました。ブルベは別に競技じゃないので急ぐ必要は全くないんですが、このときは冷静じゃなかったです。2~30kmくらいで最後尾の人に追いついたのですが、この時点でだるさがありました。

3つめのミスは補給です。
普段長距離を走るときは20kmごとに軽く補給(羊羹とかチョコ)、50kmごとに小休憩というスタイルでやっていたんですが、今回はスタート地点まで40km+最初の休憩まで50kmの約90kmを休憩なしで走っていました。しかし、スタートして20kmごとにゼリーを一口食べて補給していましたし、今まで100km無補給で走れたこともあったので、自分がハンガーノックだと判断することができませんでした。

改めて振り返ると全然固形食を食べていないですね、十中八九ハンガーノックだと思うんですが、今までここまで顕著に体が動かなくなることは初めてだったので、当時は夏バテかなと思っていました。なので水分を多めにとって、体に水をかけたりして走っていたんですが、どんどん体が動かなくなり気分も悪くなって気づけば10km/h以上も速度が落ちていました。

後ほど調べると、補給しようと思ってゼリーや羊羹などの吸収の良い補給食で急に糖分を大量に摂取すると、血糖値を下げようとインスリン過剰になり、むしろ低血糖になってしまうらしいです。なので、ハンガーノック気味だと思ったらゼリーなどの単糖類ではなくおにぎりやバナナなどの多糖類を多く含むものを摂るといいらしいです。
この場合、僕はゼリーや清涼飲料水ばかり摂取していたのでむしろハンガーノックを加速させていたのかもしれないです。もしこの知識を前もって知っていれば、最初の小休憩でがっつり食べてちゃんと走れていた(かもしれない)のに・・・と思うと悔しくてたまりません。

大事なのは、ゼリーや羊羹などの単糖類は低血糖になる前にこまめに補給をすること、食べるときはしっかり食べることです。身の丈を考えず無補給で走ることは別に偉いことでも何でもないんですから、ちゃんと自分の実力を把握して自分の補給スタイルを確立しましょう、ということです。

まあ次からがんばります。では。

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