2020/06/14

合宿のすゝめ

    


みなさん。お久しぶりです。

今年春から新社会人になったM澤です。

途中でブログをほっぽらかして申し訳ありませんでした。

自転車部を引退した身、いわばOBが今更なぜこのブログを執筆したかと言うと、合宿の楽しさ、個人旅の楽しさを学生とりわけ当部活に所属する後輩に伝えたいと思ったからです。


いわば老害の戯言なので苦手な人は回れ右で。


でも少しでもこのブログを見て複数人の旅行の楽しさ、個人旅の楽しさを知ってもらえれば嬉しいです!

2部に渡って投稿します。まずこの記事では合宿のすゝめを紹介します。




そもそも合宿って何?


合宿はそもそも何をするのか。どこへ行くのか...etc
色々疑問があると思うため、簡単に5W1Hで説明します。



1、期間:夏と春の長期休暇を利用し、1週間~2週間ほどで行う。夏休みは夏合宿、春休みは春合宿と呼ばれる。

2、場所日本津々浦々。過去に南は九州。北は北海道まで。

3、誰と:部活のメンバーと。大体5人~15人ほどが例年参加している。

4、なにをする:自転車でその地域を走り、観光スポットやグルメを堪能する。またキャンプ泊がメインとなるため、自分で調理なども行う。(後ほど詳しく説明)

5、なんでするの:色々人によって理由はあるけど、仲間と走ることは後々かけがえのない思い出になるから

6、どのように行うの:大体合宿が始まる1~2ヶ月前に合宿の計画の会合が都度開催される。そこで行き先や予算等が話合われ、準備が進められる。必ず参加しよう!


超おおざっぱですが、大体はこのような感じです。

合宿に参加することで、絶対に大学生活の思い出に刻みこまれます

参加してみないとおもしろさは分からないと思うので、すこーしでも気になったら先輩に相談してみよう!

次は合宿に必要な装備や資金等について説明します。




合宿に必要な装備と資金


では合宿に参加するのにあたり、どういった装備が必要になり、どれぐらいのお金がかかるのか。

今回は私達の部活でオーソドックスな、キャリア(パニアバッグ)の場合とバイクパッキングの場合で大きく2つに分けて説明します。(衣類や基本的な装備は除く)


キャリアの場合

自転車
お値段:色々

キャリアをつける場合、自転車はダボ穴と呼ばれる穴が必須。

しかし、ダボ穴がない自転車にもダボ穴を増設する方法もあり(過去記事参照)、ある程度融通が効く。

が、最近の自転車は増設できない形状が多くなっているため注意が必要。

結論を言うと、別に自転車は好きなのを選んでいいと思う。
(但し、ロードバイク型を推奨。)
ダボ穴がつけられなくても、後述するバイクパッキングでどうにかなるから。


キャリア
お値段:3000円ほど。

パニアバッグを取り付けるのに必須アイテム。

素材によって重さと値段が違うので注意!





パニアバッグ
お値段:5000円~10000円ほど。

キャリアにつける両サイドのバッグ。

容量が40L以上のものが多く、たくさんのものが入る。

防水性でないものは安いが、合宿は必ず1回以上は雨が降るため、防水性を強く推奨




テント
お値段:5000円~天井なし。

合宿の際は住居であり、寝る場所になる。

多くの種類があるため、どのテントを選ぶかは広さ、重さ、耐久性、見た目で選ぶべし。

ちなみに多くの部員が使っているのが下記の通称青テント「バンドック ソロドーム」である。
迷ったらこれを買っておけば大丈夫。


BUNDOK(バンドック) ソロ ドーム 1 BDK-08 【1人用】 テント 収納ケース付 コンパクト収納
BUNDOK(バンドック)
BUNDOK(バンドック) (2013-06-14T00:00:01Z)
5つ星のうち4.4
¥8,555


寝袋
お値段:3000円~天井なし。

夏合宿でも、北海道に行く場合は夜10度以下になる場合もあるため、必須。

春や秋用の寝袋があれば困ることはない。

大きさはよほど大きくなければ気にする必要はない。


マット
お値段:2000円~10000円ほど。

地味に必要なのがマット。

結構寝心地を左右し、「寝袋よりマットにこだわったほうがいい」と言う人もいるほど。

銀マット等でもあると寝心地は格段にアップ!


キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプマット 1人用 レジャーシート  EVA フォーム マット シングル 56×182cm M-3318
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) (2012-03-09T00:00:01Z)
5つ星のうち4.2
¥2,171


クッカー類
合計お値段:3000円~5000円ほど。

毎晩の調理に必要。
お湯を沸かしたり、肉を焼いたりする。

基本は、コッヘル(調理道具)とガス缶とバーナーのセット。

なお、ガス缶の種類として主にCB缶とOD缶とあるが、どちらも一長一短なため、好みにあったものを選ぼう。




パンク修理系
合計お値段:3000円ほど。

パンクは必ずつきもの。

自分の身は自分で守るのは鉄則なので、パンクぐらいのトラブルは自分の持ち物で直せるようにしよう。

事前にパンク修理講座も開催されるので、わからない人は参加してね!


パナレーサー(Panaracer) タイヤレバー PTL 3本セット
パナレーサー(Panaracer)
パナレーサー(Panaracer) ()
5つ星のうち4.4
¥398



以上が、多くの人が新規に買い足さないといけない装備類になります。

おおよそ合計お値段は、自転車本体代を抜いて

4万円 かかると考えてください。

しかし、4万円をかけることで
4年間の合宿に耐えるものが揃います。

それどころか、当部活は単純にキャンプ活動も行っているため、今後の活動の幅が広がります。

4万円は結構な額ですが、絶対に後悔はさせない出費だと断言します。




バイクパッキングの場合


バイクパッキングってそもそも何?って人もいるかもしれません。

調べてもらえれば早いのですが、最近主流になっているコンパクトな積載方法で、色々キャリアと比べて利点があります。何よりも

自転車を選ばない。

のが一番の強みじゃないでしょうか。

カーボンバイクでも可能ですし、もちろんダボ穴がなくてもつけられるため、自由度はめちゃくちゃ高いです。

当部活でも19年の夏合宿においては参加した部員のうち75%がバイクパッキングを採用していました。

前置きが長くなりましたが、どういった装備が必要になるか記述します。


サドルバッグ
お値段:5000円~20000円ほど。

バイクパッキングのバッグはフロントバッグ、フレームバッグ色々あるが、その中で必須なのがこのサドルバッグ。

色々容量があると思うが、最低10L以上、できれば15L以上を選ぶべし。
当部活はapiduraやブラックバーン、オルトリーブと多種多様だがどれも15L以上を選んでいる。

防水性が高いものは飛躍的に値段も上がるため、無理して選ばなくても大丈夫。
濡れて困るものはzipロックや防水性のある袋に入れればOK

サドルバッグはケチらずいいものを購入しよう!
迷ったら apiduraレギュラーサドルバッグでいいと思う。


フレームバッグ、その他バッグ類
合計お値段:3000円~

次にバッグ類で必要になるのは、フレームバッグだと私は思う。
フレームバッグはそこまでお金をかけなくてもいいと思うので、イベラの2000円ほどで十分。

他にはハンドルバッグとかもあるが、ハンドルにテントを括り付ける人にはいらないだろう。

あとハンドルポーチなるものがあり、これを導入することでかなり利便性が上がる。
自作もできるので、気になったら自作している先輩に相談してみよう。




テント
お値段:5000円~天井なし

テントはキャリア時と比べると、軽量コンパクトが求められる。
安くて軽いテントはあるが、少なくとも5000円以下かつ重量1.5kg以下のものは買わないほうがいい。

テントもシングルウォール、ダブルウォールという種類があるがそれを説明すると長くなるため割愛。
基本的に、バイクパッキングはシングルウォールになる。

キャリアで紹介したバンドックのソロドームをハンドルに括り付けることも可能。(多くの部員が採用している)




マット
お値段:4000円~10000円ほど

まず銀マットは流石に運べないため、マットはエアマットを推奨する。

身長によって色々大きさも変わってくるが、165センチぐらいの人はマットの長さは120センチあれば問題ない。

できればマットのトラブルは避けたいので、少々値は張るが安心安全のモンベルのエアマットを使用したほうがいい。


寝袋
お値段:3000円~天井なし。

極論をいえば、寝袋は1万円以上のものを買ってほしい。

アマゾンなどのやっすい寝袋は大抵バカでかいものが多く、バイクパッキング向けではない。

できれば、モンベルの寝袋がいいがとても値が張るので、このナチュラルハイクの寝袋をおすすめする。




クッカー類
合計お値段:3000円~5000円ほど。

これは先程のキャリアで紹介したものと同じ。


パンク修理系
合計お値段:3000円ほど

こちらもキャリアと同じ。



以上が、バイクパッキングで必要な装備となります。

おおよそ合計お値段は、自転車本体代を抜いて

5万円~6万円程度かかると考えてください。

バイクパッキングはキャリアと比べると、どうしても値段が張ってしまいます。

しかし、バイクパッキングは合宿以外で個人旅をしようと考えている人には是非選んでほしいです。

その理由等はのちほどの個人旅のすゝめを読んでいただければわかると思います。



その他、あると便利な装備類


輪行袋
お値段3000円~1万円程度

あると便利というか、今後自転車部で活動していく上で必要不可欠となるのが輪行袋。

電車や飛行機での移動に必要なのはもちろんのこと、フェリーで輪行袋にいれて運ぶと安くなることが多いため、あって損はない。

縦型、横型があるが、基本的には電車の規定内(3辺の最大の和が、250センチメートル以内に収まるものを選ぼう。
オーストリッチ(OSTRICH) 輪行袋 [L-100] 超軽量型 ブラック
オーストリッチ(OSTRICH)
オーストリッチ(OSTRICH) ()
5つ星のうち4.2
¥4,639


モバイルバッテリー
お値段2000円~5000円程度

合宿でつきまとうのが、充電問題

基本的にキャンプ宿泊になるので、電源を確保するのが難しい。
したがって、モバイルバッテリーを持っていったほうがいい。

ちなみに私は結構使うヘビーユーザーなので、モバイルバッテリー3個、計30000mahを毎回持っていっている。




ヘッドライト
お値段1000円~

地味に必要になるのが、ヘッドライトである。

基本的にキャンプ場は真っ暗で手元が見えないため、ヘッドライトは重要。






合宿自体でかかる経費について

合宿自体でかかる経費(食事代・交通費・宿代・その他)を合計して大体

7万円~8万円

はかかります。

一部は部費から補助もされます。




実際の合宿の様子


2019年 夏合宿


この中で一番ハードルが高いのが1の資金面かもしれません。

しかし、一度装備を揃えれば4年間使い続けることができます。

もちろん、2年生、3年生からでも参加はできますが、早ければ早いほど良い思い出が増えます

この記事を書いている今現在はコロナウイルスの影響で先行きがわかりませんが、いずれ開催される合宿に向けて色々準備をしていただければ幸いです。

TwitterのリプやDM、メール等で色々質問をして頂ければ、優しい先輩方が相談に乗ってくれるので是非活用してください。


次は個人旅についての記事を投稿予定です。
このブログで私が投稿する最後の記事になるので、お付き合い頂ければ幸いです。

お読みいただきありがとうございました。


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