「そんな装備で大丈夫か」
『大丈夫じゃない、問題だ』
日付:2017年6月9日、10日天気:曇
自転車:TREK EmondaSL5(魔改造バイクパッキング仕様)
コース:
【一日目】川越→刈場坂峠→巾着田
【二日目】巾着田→入間川CR→川越
遅筆過ぎてここ最近過去のレポートばかりなので6月のことを
数週にも及ぶ中間テストがひと段落した先週、初めてソロキャンプをしてきました
まずはついこないだそうちゃんが装備品について書いてたので僕も装備をご紹介します
というか今回はここがメイン
ずばり、僕のスタイルはバイクパッキング!
カーボンフレームなのでキャリアに抵抗があること、サドルバッグを事前に買っていたことからこのスタイルになりました
四国合宿の際はサドルバッグ+かばんちゃんというスタイルでしたが、背中に荷物を持つのは体が骨と皮だけの僕には辛かった
というわけで、いかにして安く、そしていっぱい運ぶかを考えた結果、次のようになりました
①サドルバッグ
まあこれは普通ですね
どこにでもあるBlack burnのサドルバッグです
今回のライドではここにクッカー(1800円)、テント、食材、その他食器を入れました
②トップチューブバッグ
これも中華で1000円以下ってこと以外普通ですね
携帯を入れて操作できるタイプのものです
今回はここにライト用電池×8ぐらい、小型モバイルバッテリー×3と携帯を入れました
③トライアングルバッグ
この辺から魔が差し始めます
前まではボトルゲージがつけられるぐらい小型のものを使用していましたが、容量不足と感じていた
特に、タブレットを入れたとき
チャックが閉まらなくなるわ、ジッパー折れるわでストレスフルだった
が、次に紹介するもののお陰でボトルゲージを廃することが出来たため、大きいサイズのものに変更
これでタブレット、修理キット、更にはちょっとした着替えまで入るようになった
お値段1500円也
④自作フードポーチ
完全魔改造その1
こいつのせいでボトルゲージは職を奪われた
ネットでバイクパッキングについて調べていたところ、某先駆者的メーカーがハンドルに付けるフードポーチを販売していることを知る
が、バカ高い
このぐらいのもんに5kも出すのはなあ…と、思ってしまった貧乏学生はどうしたか?
自作した
準備するものは裁縫セット、縫製式マジックテープ、ペットボトルケースの三点
全て百均で手に入ります
ペットボトルケースにマジックテープを縫い合わせてはい完成
ね?簡単でしょ?
まだ100㎞も走っていないが、普通にこいでる分には全く気にならないどころかボトルの出し入れがしやすくて使い勝手がいい
ただ難点としてダンシング時、たまに干渉するかな程度
みんなもボトルゲージとサヨナラしたいときはこれを使ってみよう!!
⑤名状しがたいフロントバッグのようなもの
これが一番頭おかしいと思う(冒頭参照)
キャンプライドにおいて、寝袋は必要不可欠である
しかし、こいつが地味に体積をとる
普通にサドルバッグに入れようとしたって入るもんじゃない
そう、僕が四国合宿でかばんちゃんしてたのはこいつのせいなのである
じゃあこいつをどこに付けるか
袋を改造してハンドルに付けちゃえばいいじゃない!!
と、いうわけで前述のフードポーチ同様、マジックテープを縫い付けて
幸い、タイヤにこすることはなかった
ただ難点を上げるなら、変速時にレバーが干渉することだろうか
まあそこまでガッチガチに変速することはないしまあいいでしょう
と、まあここまでが今回のキャンプライドの装備紹介でした
前置きがかなり長くなりましたが、ライドレポート始めます
川越→刈場坂峠入り口
とりあえず近場でキャンプをするなら飯能、秩父方面だろうというわけで、いろいろ探してみると何か所か出てきた
最初は白石峠麓の木のむらキャンプ場に行こうかなーと思っていたが、高そうなので下見してダメそうだったら巾着田か学校橋河原に行こうということになった
午後2時、自宅を出発
大学前のr114を越生方面へ進む
いやあしっかし重い!!!
たぶん自転車の総重量普段の2倍はあるし仕方ないっちゃ仕方ないけどさ…w
スピード出そうとしても30㎞/hが限界、25㎞/h~28㎞/hで進む
実用性怪しいなこれ…
越生からはr30へ入り、白石峠手前のいつものファミマで休憩を取る
その際に撮った写真が冒頭の写真である
見るからに重そう()
休憩を終え、田中交差点を左折し、r172に入る
白石峠入り口まではいつも通りの道を行った
しっかし、重くてちょっとした登りでもきついのと、テスト明けできついのが重なって登れないのなんの…
頑張って登っていき、なんとか木のむらキャンプ場へ到着
話を聞いてみると、やっぱり高そうだった
ネット上じゃ安く泊まれたって情報も見たんだがなぁ…
ただ、清流が真ん中に流れていてロケーションは最高だったので、ソロキャンプではなくもっと何人かで行くときは盛り上がりそうだと思った
刈場坂峠入り口→巾着田
さて、下見を終え、選択肢は二つ巾着田か学校橋河原だ
が、学校橋河原は前行ったし面白味もないので巾着田へ行くことに
あとはルートだ
このまま山を下りて、r30沿いに向かうのもありだ
しかし、僕は事前に調べてた刈場坂峠という峠がとても気になっていた
(というか元は白石峠→大野峠→刈場坂峠→木のむらキャンプ場というルートだった)
この装備で峠を攻めることができるのか?
峠さえいければわりとどこでも行けちゃうのでは?
なーんて馬鹿な思考から刈場坂峠を越えて巾着田へ向かうことにした
刈場坂峠序盤は休憩多めのそこまでキツイ峠というイメージではなかった
序盤から殺しに来る白石峠とは大違いである
が、そう思ったのもつかの間、大野峠方面の道と別れてしばらく行くと恐るべき看板が目に入った
ここ勾配22%やで(ニッコリ)
はああああああああああああああ?!?!?!?!
叫びましたよ、ハイ
やらしいことにカーブになってて勾配22%区間がどのくらいなのか見えない
意を決してその区間に入ると
カーブの先で終わりました^ ^
いや、結構えぐかったけどね22%…
22%区間を越え、しばらくは整備された林道の中を進む
しばらくすると下り区間が出てきて、「なんや休憩区間多いやん白石よりちょろいんじゃね???」とか思ってた
この思考は間違いだった
行き止まりとの分岐を曲がると、そこからは何か雰囲気が変わっていた
人が来た形跡が少ない
そして心なしか勾配もきつくなってきた
路面も悪くなり、薄気味悪い道をえっちらおっちら登る
が、いかんせんこの重装備、全然登れない
6㎞/h前後で何とか登っていくが、残り少しのところで流石に足を着いてしまう
少し休んで再出発しようとするが、その時に足をつる
もう無理ぽ…
歩きました()
しかしその歩いてる時が心細いのなんの…
人なんて居ないし、けものが出てきそうだし、害虫とかも怖いしで心細かった…
無茶な峠アタックはもうしないと決心した…
奥武蔵グリーンラインまで来たところで、足も回復したからまた漕ぎ始める
少し行くと…
遂に着いた、刈場坂峠!!
ここには人も何人かいたので心細さはなかった
堂平山ほどではないが、関東平野を一望出来て最高だった
さて、時間もないので先を急ぐ
本当は奥武蔵グリーンラインを突き抜けたかったが、時間も元気もないので刈場坂林道を下ることにする
この林道は下り一辺倒で、下る分には楽だが、逆は休憩がなくてきつそうだなぁと思った
下りきったところでR299へ出る
R299に出るのは知っていたが、まさか正丸トンネル手前に出るとは…
そんな遠くまで来てたんだな…
R299は基本下りでそこそこスピードを保てた
日高市のr15交点まで行きそこを左折
高麗川を渡るとすぐ、巾着田への入り口があった
キャンプ@巾着田
さて、巾着田に18時ごろ到着さすがにシーズンインしかけなので人も多かったが、まあいいでしょう
完全ぼっちよりまだいいしね()
テントを立て、炊事を開始する
今回は食材を全て自宅から持ち込み、ア(キパ)ンツィオ特製クッカーナポリタンを作ることにした
出来たものがこちら
茹ですぎたせいか麺がボロボロに…
仕方ないのでスプーンで食べました
その後はテント内で休んでたが、テント外からこんな声が
「蛍がいる!!」
巾着田は高麗川沿いなので、水がある
夏の田舎の水辺といえばやはり蛍だ
僕も見たいと思い、河原へ
夜の水面に飛び交う蛍が 流れ星みたいで綺麗なのん♪
めっちゃ飛び交って綺麗でした
夏の風物詩を堪能し就寝
翌朝は
テンション上がるのわかるが流石に煩すぎだった()
天気は雲一つない青空
この日は昼から用事があったため早々に退散することに
パンを食し出発
巾着田→自宅
巾着田からはR299、入間川CR経由でR299のバイパスは道幅も広く、下り基調で大変走りやすかった
トラブルも特になく帰宅
今回のライドで、元の重量の2倍はあるであろう自転車でも峠を登れることが判明したので、もう少し荷物を減らして合宿などに参加したい
最後に
このライドの直後、二郎童貞卒業しました
結果、2時間にわたり再起不能となりました()
でもおいしかったのでOKです
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