2017/06/14

【新入生向け】キャンプ用品をどのようにして運ぶか。

キャンプ用品をどのようにして運ぶか
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ランドナーやクロスバイク、マウンテンバイク、そして一部のロードバイクにはダボ穴というキャリアを取り付けることができる穴が空いている。


しかし最近のロードバイクにはダボ穴がないのが多い。特にカーボンフレームにダボ穴はないんだよね... それどころか今自分が使っているパナモリ(クロモリ)ちゃんにもない。何故だ...


だけどやっぱりキャンプができるようになれば旅行先の選択肢も大きく広がるし、なにより一大イベントである夏合宿、春合宿も快適に行けるようになる。
私が今までさんざん苦労したキャンプ道具をダボ穴のないロードバイクに取り付けた方法を紹介します。独断と偏見でね!(大体は調べればもっと詳しく出て来るけどね!)


まずダボ穴がないロードバイクに大型荷物取り付ける方法として大まかに4つ挙げる。
①ダボ穴を増設する部品を取り付け、キャリアをつける。
②大型サドルバッグを用いてバイクパッキングスタイルで行く。
③バッグを駆使する。
④トレーラーを後ろで牽引する。



①ダボ穴を増設する部品を取り付け、キャリアをつける。
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ダボ穴がないならつければいいじゃない!っていう感じで発売されているのがこれ↓
VIVAクイックエンドアダプター➕MINOURA(ミノウラ) シートポスト クランプ
上記3つの中だと一番オーソドックスかもしれない。かくいう自分も現在使っている。とりあえずこれでキャリアを取り付けることができる。フレームがカーボンでも問題はないみたい。だけどシートポストがカーボンの場合はMINOURA(ミノウラ) シートポスト クランプではなく日東 CF040をオススメ。シートポストは特に負担がかかるからカーボン製の場合は多少不安。CF040だったらチェーンステーに取り付けるタイプなため、よほどステーは細くない限りはオススメしたい。

また予算も上記3つの中だとキャンプ道具含めて安く済むことができる。コスパ最高で揃えるとするなら...
VIVA➕ミノウラクランプorCF040=2000¥
キャリア本体          =2500
パニアバッグ(非防水で)    =4500
テント(必要最低限の最安値で) =2000(雨風考えると6000¥はほしい)
寝袋(ほぼオールシーズン)   =3000
銀マット            =1000
クッカー(調理道具)      =2000
バ―ナー➕ガス        =2000
                                         合計19000円ほど

そう大体20000円(諭吉2枚)でキャンプライドが可能になるのである!これは魅力的!
ちなみに上記に紹介したやっすいパニアとか寝袋とか他にももろもろは今実際に自分が使っていてなにも不便を感じていないので自信をもってオススメします!
ただしひとつ問題があってVIVAクイックエンドアダプターがフレームの形状上、つけられない場合がある。一応、こっちであまっているやつがあるので事前確認をしよう!




次に紹介するのは
②大型サドルバッグを用いてバイクパッキングスタイルで行く。
4570 これは近年大流行のスタイル。ロードバイクの大きなメリットである軽さを極力犠牲にせず、かつどんなバイクでも取り付けることができる優れもの。また取り付け方法も簡単ですぐに思い立ったら出発できるアグレッシブさがよい。


兎にも角にも私も一時期、バイクパッキングでキャンプをしていた時期があり、現状では太田部長が採用している。本当に軽さが魅力的で坂や加速力も損なわれないのが非常に魅力的!しかし1つ大きな欠点があって....


それは諭吉がかなり飛ぶのである!
実際、自分がかけたお金を計算すると
大型サドルバッグ(apidura)      =17000¥
テント(モンベルドームシェルター)  =25000
エアマット              =5000
寝袋                 =2000
エア枕                =2000
クッカー(調理道具)         =2000
バ―ナー➕ガス            =2000
                   合計55000円ほど

まず大型サドルバッグ単体がものすごく高く、現状安いのでも10000円はする。またテントもやすくて小さいのを選ぶと防水対策がかなり問題で、かといって防水防風でかつ、軽量コンパクトだと20000円は最低でもかかる。また銀マットはかさばって不向きな為、自動的にエアマット系になるのだが軽く5000円はとぶ。


お金に余裕があるのであればバイクパッキングをオススメしたい。お金をとるか快適さをとるかである...




3つ目のバッグで背負っていくスタイルは、体が鋼でできている人以外はあまりオススメできない。実際、最初のころはバッグにテント道具つめこんで走ったことがあったのだがどうにも腰が痛くなって即刻辞めた。特に合宿中は一週間ほど走りつづけることになるので、極力体の負担は減らしたい。ただ上記の中で一番安く済む方法なのは確かなので、バッグ➕サドルバッグとかそれなりのサドルバッグを使った混合で行くのもありかもしれない。




4つ目。トレーラー牽引法 4577全くオススメできない。ちょっとした距離を走るぶんにはいいのだが距離が50を越えるとかなり厳しい。どの自転車にも(カーボンポスト以外)取り付けられることができ、積載量もキャリア並なのだがいろいろと法律が厳しく、またトレーラーの限界速度がある為、困難が大きい。
大事なことなので二回言うが、全くオススメできない





とりあえず経験上の独断と偏見でまとめてみた。赤がその項目のトップ。




ライダーハウスとかに泊まるのもありだけど10回ライダーハウスに泊まるとキャンプ一式よりお金がかかる。今後の対費用効果を考えれば先に買って、大学四年間もしくはそれ以上を使い続けたほうがコスパ最強である。
4575 まあ兎に角、キャンプ様式を一式揃えれば今後の活動の幅が大きく広がるので持っておいて損はないはず。移動する家を購入すると思えばかなり安上がり!


別に新しくキャンプ(ツーリング)専用の自転車を買わずとも上記の方法で十分にできるので愛車の可能性を広げる為にも是非、ご購入を考えてはいかが?


質問とかあったらいつでも尋ねてきてね!オススメの商品ぐらいなら紹介できるので!




番外:リアキャリアを取り付けられるアダプターがあるなら。フロントキャリアを取り付けられるアダプターもある。それは日東M18だ。 4571 キャリパーブレーキ専用のフロントキャリアで大型フロントバッグを取り付けることができる。ただM18はけっこう値段がかかるのでお金に余裕がある方のみに...





1 件のコメント:

  1. サドルバッグはどうにもならないが、ハンドルバッグは自作する気になれば自作も可能だからバイクパッキングはオススメだゾ!!

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